げんき相談支援事業所です!
いよいよ5月から相談支援専門員が増えることになりました!
これまで児童と成人の2部門が分かれて相談支援を行なってきましたが、これからはもっともっと情報交換しながら、いろいろな知恵を持ち寄って相談支援体制を充実させていきたいと思います。
ただ、相談支援専門員だけが増えても、実際に支援を実施する事業所のスタッフさんは流出が進むばかり…。この3月から4月、ヘルパーさんや支援員さんの退職で、従来と同じ量の支援が提供できなくなったという事業所さんが3~4件あったでしょうか。それぞれに理由があってのことですが、一度に複数人の方が退職されるという所もあり、同じ事業所さんで継続して支援をお願いすることが難しいケースもありました。
人材が流動的な世界だな、とは感じていましたが、介護や社会福祉に携わる人材の流出を最近は肌で感じます。「人がいないんですよ」この言葉をどれだけ耳にしたでしょう。居宅介護などは時間帯によって需要が集中しやすく、そうした時間帯で1日でも「空いてますよ」と聞くとかなりホッとします。条件があまりよくない場合に支援を引き受けてくれる所がなくなったり、探してもなかなか事業所が見つからなかったり…こうしたことが少しずつ現実のものとなってきているような気がしています。
もはや人材確保は、各事業所の努力だけではどうにもならないのではないでしょうか。介護などの専門学校でも定員割れの話を耳にします。これから先、なにもせずに人材がどんどん集まってくるなんてことはありえない。2025年問題あり、保育士の人材不足もあり、介護職も人材不足で…どうなっていくのでしょうか。
さて、九州では地震が続き、多くの方々が不安な毎日を過ごされていることと存じます。特に避難所などで過ごされている方々、一日も早くこうした日々が落ち着くことを願ってやみません。東日本大震災の時、障害ある方はとても避難所では生活できなかったと聞きました。今回はどうでしょうか。福祉避難所が前もって準備されたり、情報がSNSなどでどんどん流されたり、東日本の時とは違うなと思うこともたくさんあります。
先日Eテレで震災後の高齢者・障害者の避難所での様子が放送されていました。そこで見る限りでは状況はほとんど改善されていないような…。かと言って今自分に何ができるか…。遅いですがこれから考えていくところです。
あけましておめでとうございます。
げんきの家相談事業の小松崎です。
本年もげんきの家相談事業をよろしくおねがいします。待ってま~す。